お米の秘密

3日寝かせ発芽酵素玄米ごはんに使っているのは、
宮崎県美郷町下区の棚田で育ったヒノヒカリです。
下区のお米は、山あいの棚田で育ちます。
山から引いた清らかな水が田を潤し、
昼と夜の温度差が、お米の甘みを育てます。
同じ下区の中でも、
鳥ノ巣地区産のお米は生米として販売し、
このパックごはんでは、より気軽に
毎日の食卓で楽しんでいただけるようにしました。
ていねいに育てた下区のお米を、
もっと身近なかたちで。
栄養の秘密

発芽で、眠っていた栄養が
目を覚ます
発芽できるのは、胚芽を残した玄米だけ。
白米にはない“芽吹く力”が、
このごはんのはじまりです。
玄米の吸水・発芽によって酵素が働き、
栄養がからだに届きやすい形へと変わります。
また、うま味成分のグルタミン酸から
GABA(ギャバ)が生まれ、発芽玄米が“からだにやさしい”とされる理由のひとつになっています。
代表的な酵素
| 酵素 | 作用 |
|---|---|
| アミラーゼ | デンプンを糖に分解(糖化) |
| プロテアーゼ | タンパク質をアミノ酸に分解 |
| フィターゼ | フィチン酸を分解し、ミネラル吸収を促進 |
この時、 「グルタミン酸脱炭酸酵素(Glutamate Decarboxylase, GAD)」 という酵素も活性化されます。この酵素がグルタミン酸に作用し、CO₂を1分子取り除くことで、GABA(γ-アミノ酪酸, Gamma-Aminobutyric Acid) が生成されます。
栄養が届きやすくなるしくみ
玄米にはミネラルの吸収を妨げるフィチン酸が含まれています。発芽が始まると酵素フィターゼが働き、フィチン酸を分解。鉄や亜鉛などのミネラルが“ブロック”されず、吸収されやすくなります。
同時に、発芽の過程でタンパク質もアミノ酸に分解され、消化吸収がスムーズになります。
つまり、栄養の「量」ではなく「届きやすさ」が高まるのです。


熟成でやさしい甘みと食感に
炊飯によって発芽玄米の酵素は失活しますが、その後の「寝かせ」の工程では、加熱後の玄米の中で物理的・化学的な再配列がゆっくり進みます。
まず、デンプンが安定した構造へと再配列し
(再糊化)、水分が米粒全体に均一に行き渡ることで、表面はつややかに、内部はもちもちと弾力のある食感になります。
さらに、炊飯や発芽の段階で生じた糖とアミノ酸がゆるやかに反応し、メイラード反応によってほんのりとした香ばしさと深みのある風味が加わります。
このように、寝かせ玄米の「熟成」とは、デンプン・水分・糖・アミノ酸の再構造化によって生まれる、自然で穏やかな変化なのです。
安心して食べられる、レトルト製法
3日寝かせ発芽酵素玄米ごはんは、発芽から熟成まで時間をかけて仕上げる繊細な食品です。炊飯後の温度管理を誤ると、雑菌が繁殖するおそれがあります。
この3日寝かせ発芽酵素玄米ごはんは、できたご飯を密封し、120℃以上の高温高圧で殺菌するレトルト製法。菌や芽胞を死滅させたうえで密封しているため、常温保存でも品質が安定します。
工場では温度・時間・pH・水分が厳密に管理され、自家製では難しい安全性と再現性を両立。
「手作りの温かみ」と「プロの衛生管理の安心感」を兼ね備えた、信頼できる毎日の主食です。写真は、製造委託先のほっとコミュニケーション株式会社様の様子です。

製造方法の秘密
3日寝かせ発芽酵素玄米ごはんは、
地域と専門メーカーの協働によって生まれました。
製造:ほっとコミュニケーション株式会社様
(大分県玖珠郡九重町)
3日寝かせ発芽酵素玄米専門の製造工場として、
徹底的な衛生管理を実施。
国内各地のブランド米や健康食品の製造も
多数手がけています。
製造工程の詳細については、こちら
専門工場の技術と、地域の想い。
その両方が、このごはんの安心を支えています。
ご購入案内
一膳の中に、棚田の恵みと人の手のぬくもりを。日々のごはんに、安心とおいしさをお届けします。
12個セット

4,780円(税込み・送料込み)
24個セット

9,560円(税込み・送料込み)
48個セット

19,110円(税込み・送料込み)