R7.7.15 お米の商品開発に関する調査を実施しました
令和年7月15日、下区米の商品開発に関する調査を行いました。
今回は6月1日の田植えに引き続き、田植えの状況写真撮影や、田んぼの生き物調査などを行いました。
写真でみると、この一ヶ月半で随分、成長したことがわかりますよね。
生育ステージでいうと、「分げつ期」といって株元から新しい茎が形成される時期です。
今回は、中干し前にお邪魔しての調査でした。
消費者にお米ができる過程を説明する材料として、今後も1ヶ月に一度は生育確認をしたいと思います。

さらに今回、鳥ノ巣の田んぼでたくさん生き物の確認ができたのですが、素敵な発見がありました。

写真の中で、「アカハライモリ」と「シマゲンゴロウ」がありますよね!?
実は環境省レッドリストによると、「アカハライモリ」と「シマゲンゴロウ」は準絶滅危惧種に指定されています。
開発による生育環境の消滅や、農薬や化学肥料による水環境の破壊で、「近い将来、絶滅危惧種になる恐れのある生き物」と国が注意喚起しているのです。
自然豊かな水田環境を、鳥ノ巣の農業者が大事に守ってきた結果ですね^^
現段階で、鳥ノ巣米のブランディングの方向性としては、「準絶滅危惧種が生き残るくらい破壊や汚染のない環境で大事に育てた米」を検討しています。
お米のパッケージ(ロゴ)の制作も始まりました。
今後の商品化に向けて、少しずつですが頑張っていきます。