R7.8.9 お米の商品開発に関する調査を実施しました
令和年8月9日、下区米の商品開発に関する調査を行いました。
今回の目的は①水質の化学的な調査と②生物調査です。
まずは①水質の化学的な調査について。
前回の調査で、国の準絶滅危惧種に指定されている「アカハライモリ」と「シマゲンゴロウ」が見つかりました。
これらの生物は、水質の汚い環境には絶対にいないんですね!ということは、鳥ノ巣の水質もとても綺麗で、生き物が生息しやすいのではないかと予想されたので、このことを試薬を使い、化学的に証明したいと考えました。
今回の調査項目は、リン酸態りん、COD、アンモニウム態窒素、硝酸態窒素、亜硝酸態窒素の5項目。少し難しいので、それぞれの項目説明は割愛しますが、結論、鳥の巣の水質は予想通り、とても綺麗でした^^

対象区として、宮崎市の水田地帯の水質調査も行ったのですが、鳥の巣の水質はレベルが違うほど綺麗でした!
②生物調査、今回も大発見がありました。なんと、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されているゲンゴロウ(ナミゲンゴロウ)が発見されたのです。

種の保存法に基づく国内希少野生動植物に指定されていて、販売目的などで採取すると500万以下の罰金もしくは5年以下の懲役が科せられるほどです。
今日の調査で、鳥ノ巣の水質について確証がとれたため、お米のブランディングの方向性が確定しました。9月以降は、ロゴやパンフレットの作成、テスト販売などの準備を行っていく予定です。